国際リハビリテーション研究会第2回学術大会「国境を越えるリハビリテーション」を聖心女子大学4号館聖心グローバルプラザ(東京)で開催しました。オープニングセッションでは、国際医療福祉大学大学院教授の杉原素子氏を講師に招き、「国境を越えてリハビリテーションを届ける時に考えるべきこと」と題して、本邦のリハビリテーションの歴史等についてご講義いただきました。

また、ランチタイムセッションとして、第1会場では、「広がる国際リハビリテーションの職域:北原グループとAAR Japanの活動報告と就職説明会」と題して、途上国に進出する際の課題等についてお話しいただきました。第2会場では、「ATBank設立へ向けて~適正技術蓄積の取り組み」として、本研究会のプロジェクトであるATBankについてワークショップを行いました。

最後に、クロージングセッションでは、株式会社ケアプラネッツ・NPO法人学びあいの葉山靖明氏を講師にお招きし、「NPO学びあいによる障がい体験者とセラピストとの協働講義活動により学んだこと~オーストラリア、オランダ、韓国、タイ、ミャンマー、大連、台湾~」と題して、これまでの国際活動についてご講義いただきました。

一日を通して、今後の活動に繋がる有意義なディスカッションが行われました。今後も当研究会学術大会が国際リハビリテーションに関心を持つ関係者の語り合う場となることを期待します。